20ヶ国旅行記⑤ アルバニア編 秘境の中の秘境?

こんにちは

オランダ留学中のあきです。

前回はイタリアのチンクエテッレ、ローマ、そしてペスカーラを観光し、港町のバーリに移動してフェリーでアルバニアにやってきたところまでお話ししましたね。

前回のお話、「20ヶ国旅行記④ イタリア編 」はこちら

旅行記に入るまえに、アルバニアについて知らない方も多いと思うので、少し調べました。

歴史興味ないよって方も見てみて下さい。面白いから!笑

アルバニアの近代史

 

 1990年代まで鎖国!

 鎖国中に世界初の無神国家を推し進める!

 国民の半数がネズミ講にひっかかり、国家破綻を経験!

 ヨーロッパ最後の秘境!

 祖先は鷲だと信じている!

それがアルバニアです!

ずっとローマ帝国やオスマン帝国の支配下にあったアルバニアでしたが、1928年ゾグー1世が王位につき、アルバニア王国として独立を果たします。

第2次世界大戦を経て、王政を廃止したのち、共産主義国家として、エンヴェル・ホッジャを最高指導者として打ち立て、アルバニア人民共和国として生まれ変わります。(どっかの国の名前みたいですね笑)

そしてしばらくはソ連の影響下で国家運営されていましたが、ソ連と中国の関係悪化により、ソ連批判を展開すると同時に中国に接近して経済的援助を受けるようになります。

中国で毛沢東文化大革命(1967年)を起こしたことでその影響を受け、史上初の無神国家を宣言します。 つまり、特定の宗教を信じることを禁じられ、イスラム教徒が多かったアルバニアは、当然ながら、一気にパニックになります。

1968年にはワルシャワ条約機構を脱退し、いきなり鎖国し出す始末。

そして文化大革命が収束すると一転して中国を批判(?)

世界的孤立が進み、アルバニア社会主義人民共和国、というながーい名前にまた変更。

批判したためか、中国からの援助も打ち切られ、ヨーロッパ最貧国というレッテルを貼られることに。

1985年エンヴェルが死去し、ラミズ・アリアという人が筆頭に立ち、外交を進めていくことになります。

1992年に行われた総選挙では民主党が与党となり、共産主義アルバニアは崩壊し、これで国際社会へ復帰するかと思われた矢先、鎖国していたせいで金融の知識を持たなかった国民がネズミ講にひっかかり、アルバニアの経済は一瞬で破綻しました!

こんな詐欺に引っかかったのも怠惰な国家のせいだ!ということで暴動が起こり、未だに経済は不安定だそう…

少し長くなってしまいましたが、アルバニアというのはこういう国なのです。

バーリからドゥラスまで

イタリア、バーリ(Bari)からアルバニアのドゥラス(Durres)までフェリーで移動したわけですが、値段と時間はこんな感じです。

えー

夜の11時発翌朝8時着ですね。合計9時間。夜行みたいなものですね。

フェリーのチケットはあらかじめオンラインで買いました。

オンラインで買っておけばチェックインするだけでチケットもらえますのでね。

僕は出発の2日前に買ったので早く買うと安くなるかどうかはわかりません。

51ユーロなので約6500円ぐらいかな。

チェックインは出発の2時間半前までできますってことなので、余裕もって行った方がいいのは間違いないですね。

僕は出発の6時間前に着きました笑

チェックインはそれぐらい早くてもできたので。

ドゥラスからベラト

実は朝、アルバニアの港町ドゥラスに到着後、ネットを使おうとしたら、EU圏じゃないからネットワークに接続できないことを思い出し、諦めました。

6月15日からEU圏の携帯キャリアと契約、もしくはSIMカードを使っていれば、EU圏以内なら国境を越えても特別な設定をせずとも、3G(もしくは4G)携帯ネットワークに接続できるようになりましたが、アルバニアはヨーロッパの中でも、EU圏にもシェンゲン協定にも入っていない国の一つなのです。

これからはEU圏にもシェンゲン協定にも入っていない国を連続で旅することになるので、Wi-Fi環境下でしかネットが使えなくなります。

さて、目的地はベラト(Berat)です。

港町ドゥラスからはいろんな街へのバスが出ていますが、まずはバスターミナルまで行く必要があります。

バスターミナルまでどうやって行ったらいいのかわからなかったので、タクシーで行きました。

おそらく他の行き方はないかもしれません。

3ユーロといわれましたが、恐らくぼられました。

物価が低いのでぼられたといってもたかが知れてますが笑

バスターミナルで少し待てばバスが次々とやってきて、チケット管理の人が降りてくるので、自分が行きたい街の名前を言えば、そのバスがそこに行くかどうかわかります。

ベラトまでは300レク(約300円)でした。

1レク=ほぼ1円なので計算しやすい。

千の窓の街 ベラト

ベラトには「千の窓」という立派な世界遺産が存在します。
その世界遺産を見るためにやってきました。

実際に千枚もの窓があるかどうかはさておき… 全体ではありませんが、圧巻の光景でした。

丘の上にあるベラト城に登るとベラトの風景が一望できます。

ベラト城内は一つの村のように広がっており、人々が生活しています。

千枚の窓は夜になるとライトアップが綺麗に映えます。

僕が行ったときは街の通りで何かコンサートをやっていました。
クラシックではなく、何かアルバニアで公開された映画の音楽のようです

ベラトでは宿の予約をするのを忘れてて、飛び込みで行ったんですが、満室で泊まれず、他の宿もいくつか行ってみるも満室で泊まれないと言われ、途方に暮れていました。

すると日本語で「宿?ホステル?8ユーロ!」と怪しいおじさんが声を掛けてきて、まぁついて行ってみると普通に綺麗なホステルだったので、他にも選択肢はなく、そこに泊まることにしました。

なんとかなるもんですね! ホステルの名前はLorenc Guesthouse & Hostelです。

宿の詳細はこちらから

そして次の街、ジロカストラに移動。

ベラトからジロカストラ

バスターミナルに行き、ジロカストラへ向かいますが、途中Fierという場所で乗り換えして行くみたいです。

アルバニアは電車がないのでバスを利用するのですが、乗り合いバスらしく、タイムテーブルもない、そしてなぜか普通の道でタクシーのように手を上げて乗ってくるし、途中なにもないところで自由に下りる…

Fierで乗り換えしたときはタクシーでもバスでもなさそうな普通のおじさんが目的地を聞き、交渉しながら乗せようとしてきます。

私は300(スリーハンドレッド)だと聞こえたので、300レクだと思い、普通に乗ってジロカストラまで来ましたが、3000レクだといいやがりました。

どうやらアルバニア語で300(スリーハンドレッド)の発音は1000の発音に近い?

調べたけどなんか違うっぽいので、ぼられそうになったということにしましょう。

結果1000レクしか持ってなかったので、それだけ渡して不満そうな顔で帰って行きました笑

発展途上国のバスシステムと、意味不明な白タクのおじさんに戸惑いましたが、無事にジロカストラに到着しました。

ブルーアイ

ジロカストラに来た理由はただ一つ!

アルバニアのもう一つの世界遺産、ブルーアイ(Blue Eye)という泉を見に行くためです。

ではヨーロッパ最後の秘境と呼ばれる国のさらなる秘境をご覧下さい。

そこまで透き通っていて、とても綺麗な場所でした。 みんな飲んでいたので飲んでみましたが、おいしかったでs。

緑も多く、泳いでいた子供を見て日本の渓谷で泳いだ少年時代を思い出しました。 めっちゃ冷たいのによく泳げるなと感心しました。

このブルーアイへの行き方は、以下の住所にある、ガソリンスタンドの隣の建物から出るサランダ(Sarandë)行きバスに乗ります。


ここもタイムテーブルはなく、人数が集まったら出発するという乗り合い式のようです。

一応1時間に1本ほど出ているようです。

そして途中のブルーアイで降りることを運転手さんに伝えておけば、ブルーアイに繋がる道の前で下ろしてくれます。

記録してなくて覚えていないのですが、300レクだったと思います。

タクシーだと往復込みで3〜4000レクだったと思います。
その場合はブルーアイの駐車場まで歩いて行く必要がないので、楽です。
乗り合いバスで下ろされる場所から歩くと2キロほどします。

帰りはジロカストラ行きのバスに乗れば帰れますが、サランダ行きのバスに乗ってそのまま乗り続けて往復しても帰れます。

時間はかなりかかりますが、5時6時にはもう最終のバスになるそうなので、連絡手段がない場合はなりふり構ってられないので、気をつけて下さい。

まぁ往復したとしても500レクとそんなに変わらないですが、時間に余裕を持ってプランを立てましょう。

石の街ジロカストラ

ジロカストラはジロカストラ城や美術館など見所がたくさんあるのですが、1日しか滞在しなかったので、ホステルのある旧市街地の雰囲気を少し味わうだけにとどまりました。

ジロカストラで滞在したホステルはこちらから

なんといっても人柄の良さがにじみ出るスタッフが一番よかったです。

ブルーアイについて質問したらタクシー会社に電話してくれたり、6時と朝早く出発するにも関わらず朝ご飯を用意してくれたりととても感じがよかったです。

このホステルは街の一番上の方に位置しているので徒歩で行くのはかなり骨が折れますが、静かなところなのでオススメです。

ホステルを少し降りていけば旧市街で、オススメのピザやがあります。

ここは安くておいしいのでいつも人で賑わっているようです。

夜は結構静かだったので行ってみたら現地のアルバニア人と相席になり、ちょっとお話しました。

場所はこちら

まとめ

アルバニアと聞くと何のイメージもわかない人が多いと思いますが、実際は優しい人であふれ、ヨーロッパで一番発達が遅れているので観光熱がそんなに上がっておらず、手つかずの自然が楽しめます。

治安もよく物価も安い。(平均年収は50万ほどだそう)

たいていの国ではアジア人を見るとチャイニーズ?と聞いてくるのですが、アルバニアだけはほとんどの人がジャパニーズ?と聞いてきたのもびっくりしました。

ふむ、アルバニア人は人を見る目があるな(違う)

そんなアルバニア、オススメです!

アルバニアを後にして、次の国に移動します。

次はギリシャです。

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コメント

  1. 松崎 晶子 より:

    晶雄さん、小学校時の音楽の先生です。お久しぶりです。
    お母様の年賀状に書いてあったアドレスを開きました。

    あなたの成長した姿に感動です。すばらしい。
    約50年前にヨーロッパ旅行に行ったことを思い出しています。最初の国がオランダでした・・・  日本に帰国されたら ぜひ会いたいです。お元気でご活躍くださいね。